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 商品パッケージを作る際にデザインをなんとなくで決めていませんか?

「パッケージを作った経験があまりなくてよく分からない」という方のために、
初歩的なデザインのコツをいくつかご紹介します。

 

一つめはZの流れで視線が動く」です。

基本的に人間は横書きの文字を読む動き(左から右へ)で対象物の情報を得ようとします。

極端に言うと左上の要素は最初に認識してもらいやすく、
右下の要素は最後に認識される可能性が高いとされています。

※縦書きレイアウトの場合はNWebFの動きと言われますがここでは省きます

もちろん絵に描いたように(字に書いたように?)Zの形通り素直に視線が動く訳ではありませんが、
大筋の流れを意識しておくことで伝えたい要素を優先させたり、
何らかの仕掛けを組み込んだりすることができます。

 

二つめは「大きい要素に目がいく」です。

商品の良いところをたくさんお客様に伝えたいあまり
細々(こまごま)とぎっしりの情報を入れ込んでしまうと、
逆に何を伝えたいか分からないor読む気の起きない残念なパッケージになってしまいます。

その場合は思い切って一番伝えたい情報を大きくしてその他を整理、優先順位をつけてみましょう。

大小のメリハリをつけることでまず大きい要素から目に入って、
順にサブ要素へと視線を移しやすくなり情報伝達にテンポが生まれます。

三つめは「補色や反対色は目立つ」です。

補色とは色相環で正反対に位置する色の組み合わせです(黄色と青紫の組み合わせなど)。

反対色は補色とそれに近い色を含んだ色相環的にもう少し広めのエリアの色です。

上記の弊社パッケージサンプルではオレンジとグリーンがそれにあたります。

補色・反対色関係にある色が組み合わさると互いに各々の色を引き立てて、
単色の時よりも際立った印象になります。

ただし悪目立ちしてしまうこともありますので、
その場合は色相環的に色調を近づけていくことで際立ちを抑えることができます。
(同系色に近づくほど調和します)

 

三つほどコツを書きましたが、一つめ二つめは瞬時にお客様に商品を理解していただくことに繋がる重要なポイント、三つめは店頭でお客様に商品を見つけていただくために重要なポイントとなります。

商品のジャンル・販売方法・購買層・価格帯等々の条件によってパッケージデザインのコツは変わりますので、
これから何らかの形で追々お伝えしていければと思います。

 

ここまでご覧いただきありがとうございます。
当社ではお客様からのご要望に応じた徹底サポートが可能です。

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㈱明成孝橋美術と法政大学の学生によるコラボ商品が誕生しました。

学生のアイデアから誕生した「デコペタシール」は、
昨年開催された商品企画コンテスト・Sカレでプラン優勝を獲得し、
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デコペタシール

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凹ni-Que.  -法政大学印刷班-

商品の概要、発売日は後日発表させていただきます。

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