ブログ - 2022年01月

 

近頃、コンビニでもラベルレスのペットボトルを見かけるようになりました。

 

 

以前までは、法定表示を段ボール箱に記載し、中身のペットボトル単品はラベルレスといった、
ネット等で箱ごと購入する際はよくありましたが、

ここ最近は単品売りでもラベルレスが増えてきているようです。

 

確かに飲み終わった後、ラベルを剥がして捨てる手間やゴミがなくなることは非常に良いことだと思います。

 

ただ、もしすべてのペットボトルがラベルレスになったら、
新商品は一体何で判断して選んで購入するようになるのか。

ラベルレスボトルは口付近に小さなシールが付いており、商品名や法定表示が記載されているだけです。

ロングセラーの商品は、ラベルレスでも味も認知されていますが、
新商品になるとこの飲み物は一体何なのかデザインがないと全く分からない様に思います。

 

う~ん・・・すべてをラベルレスにするのは難しいのか?・・・

 

やはりパッケージのデザインでどんな味なのかを想像することで購買意欲を掻き立てられるのではないかと思います。
パッケージデザインの重要性をあらためて考えさせられました。


ペットボトルのラベルは取り扱っていませんが、
環境に配慮した印刷物・パッケージを検討されている方は、
㈱明成孝橋美術までお問い合わせください。

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みなさん、パッケージデザインにおける大事なポイントをご存じでしょうか。

それが『メ・リ・コの法則』です。

 

ポイントが3つありまして、順番に紐解いて参ります。

 

『メ』目立つコト

⇒沢山の商品の中から選ばれるには、まず目立つコト。

 

『リ』理解されるコト

⇒目立って手に取っていただきながら、その商品が一体何なのかを理解していただくコト。

 

『コ』好感を持っていただくコト

⇒理解していただいた上で、『エエやん、この商品!!』と好感を持っていただくコト。

 

その上で、『この商品、買っとこ』という流れで、買い物カゴに商品が入るという流れです。

 

ちなみに、順番もメ⇒リ⇒コの順番でして、

 

目立たなければ、手に取っていただけない。

手に取っていただかなければ、商品を理解されるコトはない。

そしてその商品を理解されなければ、好感を持っていただくコトもない。

 

と言った流れになる訳です。笑

 

もちろん、売り場、お店の雰囲気、ブランドイメージなどによって、

目立ち方は異なりますし、何でもギラギラ・ピカピカさせれば良いというわけではございません。

嫌みのない目立たせ方と言ったところでしょうか。

最近では、ナチュラルでシンプルなデザインが好まれる傾向にあります。

 

商品の伝え方についても、フォントの使い方、ゴシック、明朝、POP体など、

それぞれの商品ブランドイメージに応じた伝え方がある訳なので、

文字一つの選択についてもとっても大事なポイントになります。

 

パッケージを構成するに当たって、重要な色・文字・写真・イラストなど。

それらのバランスを整えながら、目立ち、理解され、好感を持っていただく。

(これ、パッケージだけのお話だけではないですね。営業マンや会社もそう。笑)

 

パッケージを包装資材としてだけではなく、

『もの言わぬセールスマン』として、商品開発段階で『メ・リ・コの法則』を

活用していただければ嬉しいですし、もし難しく悩んだり困ったりするコトがあれば、

私達も一緒にパッケージデザインについてお手伝いさせていただきます。

 

ぜひ、お気軽にご相談いただきましたら嬉しいです。

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 AI(人工知能)技術の発展でグラフィックの分野も
新しい視覚表現及びそれらを創り出すツールが次々と登場しています。

身近なところだと近年のスマホアプリの画像・動画加工の進化には本当に驚かされますね。

定番画像編集ツールAdobe Photoshopでも、
そんな今時のAI関連の新機能が搭載されましたのでご紹介します。

 


その機能とは「ニューラルフィルター」という特殊効果メニューです。

この中にAIを駆使して様々な効果を生み出すフィルターが並んでおり、
202110月に新しく追加された「風景ミキサー」は、別々の風景画像をミックスしたり、
季節や時間帯を変更することができるそうなので色々と試してみました。

 

 

弊社近くの公園を撮影、風景ミキサーであらかじめ用意されている様々な風景と合成してみました。

雪の積もった風景、乾燥地帯の風景、緑溢れる風景等々、
ワンクリックで公園画像に別風景の特徴が反映されました。
よく見ると自然になじんだ部分とコラージュ感のある不自然な部分が見受けられます。

次に弊社の建物外観写真で試してみると…

 

 

建物のパースが歪んだり異様に自然物が人工物に侵食したり、狂気の光景になりました。

被写体が人工物だけだとどうも不自然さが目立つ仕上がりになるようです。

画像を拡大すると分かりますが、元画像のピクセルをベースに加工するのではなく、
“写真を覚えたAIがイチからリアルな絵を描いている”感じの画像生成をしているようですので、
その辺りの精度がこの条件だとまだ不十分なのかもしれません。

202111月時点「風景ミキサー」はベータ版として提供されている機能です
Photoshop CC 2021 & 2022のニューラルフィルターのみ搭載)

 

今後AI技術が益々強化されてPhotoshopのあらゆる機能の基軸になるのは確実ですが、さらに進歩した5年後あたりに「5年前のPhotoshopはヘンテコなAI生成画像ばかりできて使い勝手が悪かったなぁ」等と言っているのでしょうか。

最新のPhotoshopをお使いの方はぜひニューラルフィルターを試してみてください。

チラシやパンフレットに掲載する写真の編集についてご相談事がある方は、当社までお問い合わせください。

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参考サイト:Adobe Photoshopメジャーアップデート紹介(新ニューラルフィルター説明あり)https://blog.adobe.com/jp/publish/2021/10/26/cc-photo-photoshop-ships-major-updates-across-desktop-ipad-apps-extends-light-editing-collaboration-features-web-beta#gs.h75wx7

ここ数年で人々の環境に関する意識が高まって来ている事をひしひしと感じます。
環境配慮やSDGs、リサイクルや再生等などの言葉を良く耳にされていると思います。
今回は、印刷会社である弊社の環境配慮への取り組みについてお話しいたします。

環境に配慮した印刷の秘密

弊社は、2016年9月に 「グリーンプリンティング工場認定」を取得しています。
グリーンプリンティング認定制度?と聞きなれないと思いますが、
よく耳にされる「森林認証制度(FSC認証)」と共に環境に配慮した認定制度なのです。 

グリーンプリンティング認定制度(GP認定制度)は、日本印刷産業連合会が認定機関となり、
認定基準に基づき客観的な審査によって環境配慮された印刷工場を認定する制度です。 
簡単に表現すると印刷産業界に特化した印刷の総合認定制度です。

 

※参照:日本印刷産業連合会(掲載元に許可を得た上で掲載しています)

このグリーンプリンティング認定制度(GP認定制度)は、
「印刷工場」・「資機材」・「印刷製品」の3つの制度から成り立っています。

  1. 環境配慮された印刷工場を認定する「GP工場認定制度」
  2. 印刷工場が使用する資機材を認定する「GP資機材認定制度」
  3. 認定工場が製造した印刷製品にGPマーク(環境ラベル)を表示できる「GP製品認定制度」

例えば、環境に配慮した資材を使用していても製造している工場が、
地域住民への環境影響(悪臭・騒音・振動等)を防がずまた、廃液など垂れ流しをしたり、
VOC排出のインキを使用し大気汚染等を発生させていると聞けばどう感じますか?

これは果たして「環境配慮」と言えるのでしょうか? 

製造工場も工場が使用する資機材も環境配慮されている方が良いですよね。
このように「総合的(工場・資機材・製品)に環境配慮」されている証明となるのが、
「グリーンプリンティング(GP)認定制度」なのです。

 

グリーンプリンティング(GP)認定工場への発注で得られる効果とは

グリーンプリンティング(GP)認定は、SDGsの目標の実現に寄与しています。

 

 

※参照:日本印刷産業連合会(掲載元に許可を得た上で掲載しています)

グリーンプリンティング(GP)認定工場への発注は、
製品の調達においてサプライチェーンを通じたSDGsの実現に寄与します。

環境に配慮した製品をお考えの際には弊社へお問合せ下さい。

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先日、面白い商品を発見しました。

 

有名文具メーカーの筆記具を模したデザインのラムネです。

このように、最近は雑貨や文房具メーカーとコラボしたお菓子や清涼飲料が多いですよね。
特に子供の頃に使っていた文房具がモチーフになっていると、ついつい買ってしまいます。

コラボ商品って最初からデザインが決まっているから作るのもカンタンじゃない?

確かに、一からどのようなデザインにするか考えるよりも、
コラボ商品は元となるイラストやロゴが決まっているので、誰でもデザインできそう!と思いますよね。

しかし、パッケージのデザインは、イラストやロゴをレイアウトするだけではございません。

売れるパッケージを作るには、形状設計も必要なのです。

先ほどのラムネのパッケージは上部に穴が空いているため、
飲み口を包んだカラフルなビニールが見えるような形状になっています。

ただの四角い箱ではなく、商品を魅せるデザインのパッケージが使われることで、
店頭で見つけたお客さんが「カワイイ!」「文房具みたいにカラフル!」と感じ、
思わず手に取ってみたくなるようになっているんですね。

商品を見せるだけでなく、魅せるパッケージについて、
㈱明成孝橋美術では日々研究を繰り返しております。

売れる商品パッケージについてのご相談は、
㈱明成孝橋美術までお気軽にご連絡ください!

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当社ではUVプリンターを使ってパッケージの見本を作り、
デザインの提案時に印刷物に近い品質のものを顧客に見てもらい仕事を進める事例が多いです。
 
その他に既成の製造物に直接プリントしてオリジナル商品として使う用途もあります。
例えばボールペンにロゴを入れる。スマホケースにデザインされた意匠をプリントする。
ジャケットの背中にロゴを入れる。ワインボトルに似顔絵をプリントする。美顔器にロゴを入れるなど諸々。
 
様々な可能性も含めて社員の私物やネットで購入したものにプリント出来るかテストもよく行います。
考えれば色々とアイデアが出て面白い商品づくりが出来ると思います。
 
立体物にプリントする際に必要なのが治具(じぐ)です。
これが無ければプリンターに安定して固定できないのできれいにプリントすることが出来ません。
 

その治具を設計して制作するのにも色々とアイデアや経験も必要になってきます。
当社にはCADやレーザー彫刻機もあるので治具の制作にも大変役立っています。
そういう見えないところの技術であったり設備を生かしたアイデアも当社のノウハウになっています。
 
 
化粧品・健康食品の容器やノベルティのエコバッグにキーホルダーなど、
こんなものにプリントしてみたいという方がいらっしゃればお気軽に相談してください。

  

 

今まで、こんな技術を知りながら、あまり使われていなかった技術ってありますよね。

コロナ禍の前までは、リアルで会えていたし、オンラインツールを使ったミーティングなど、

そんな事も少なかったと思います。

 

パッケージデザインの製作技術もまた、同じようなコトがありまして、
それは『3DCG』という概念。

最終的には現場・現物・現実が大事ですので、リアルな見本を製作する訳なのですが、
それまでのプロセスの中でパッケージデザインを3DCG化して提案するという概念。

今まで、どうしていたのかと言うと・・・。

実際に作っていました。笑

切ったり貼ったりして、1つ1つリアルな見本を沢山作ってきました。笑笑笑

もちろん、現物を見ると、いろいろな改善点が見えてくるので良いのですが、
作るのは手作業、複数個ともなると大変な作業になります。


それを3DCG化しようと言うお話で、コロナ禍の中での活用ポイント3つ挙げると、

  1. 展開図面⇒3DCGになることで、パッケージイメージがデータでも判りやすくなる。
  2. データ変更後、直ぐに3DCGに反映できるので、仕上がり確認スピードが上がる。
  3. コロナ禍の中でも、オンラインでリアルなパッケージイメージを共有できるという点。

 出典:日本製図器工業株式会社のパンフレットより

コロナ前までは、オンラインアプリZOOMと同じで、使うコトはほぼありませんでしたが、
在宅、オンライン環境が普通となった現在、私達の製作環境もまた時代に合わせたカタチにして行きたいと考えています。

 出典:日本製図器工業株式会社のパンフレットより

コロナ禍で、みなさんのビジネスも大変だと思いますが、
『大変』は『大きく変わるチャンス』ですので、

これらの技術を駆使しながら、

皆様と共により良い商品作りのお手伝いができれば、私達もとっても嬉しいです。

こんなパッケージを作ってみたいけれど、まずは見本が見てみたい!
パッケージ見本作成は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。


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