ブログ - 豆知識

みなさん、パッケージデザインにおける大事なポイントをご存じでしょうか。

それが『メ・リ・コの法則』です。

 

ポイントが3つありまして、順番に紐解いて参ります。

 

『メ』目立つコト

⇒沢山の商品の中から選ばれるには、まず目立つコト。

 

『リ』理解されるコト

⇒目立って手に取っていただきながら、その商品が一体何なのかを理解していただくコト。

 

『コ』好感を持っていただくコト

⇒理解していただいた上で、『エエやん、この商品!!』と好感を持っていただくコト。

 

その上で、『この商品、買っとこ』という流れで、買い物カゴに商品が入るという流れです。

 

ちなみに、順番もメ⇒リ⇒コの順番でして、

 

目立たなければ、手に取っていただけない。

手に取っていただかなければ、商品を理解されるコトはない。

そしてその商品を理解されなければ、好感を持っていただくコトもない。

 

と言った流れになる訳です。笑

 

もちろん、売り場、お店の雰囲気、ブランドイメージなどによって、

目立ち方は異なりますし、何でもギラギラ・ピカピカさせれば良いというわけではございません。

嫌みのない目立たせ方と言ったところでしょうか。

最近では、ナチュラルでシンプルなデザインが好まれる傾向にあります。

 

商品の伝え方についても、フォントの使い方、ゴシック、明朝、POP体など、

それぞれの商品ブランドイメージに応じた伝え方がある訳なので、

文字一つの選択についてもとっても大事なポイントになります。

 

パッケージを構成するに当たって、重要な色・文字・写真・イラストなど。

それらのバランスを整えながら、目立ち、理解され、好感を持っていただく。

(これ、パッケージだけのお話だけではないですね。営業マンや会社もそう。笑)

 

パッケージを包装資材としてだけではなく、

『もの言わぬセールスマン』として、商品開発段階で『メ・リ・コの法則』を

活用していただければ嬉しいですし、もし難しく悩んだり困ったりするコトがあれば、

私達も一緒にパッケージデザインについてお手伝いさせていただきます。

 

ぜひ、お気軽にご相談いただきましたら嬉しいです。

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ここ数年で人々の環境に関する意識が高まって来ている事をひしひしと感じます。
環境配慮やSDGs、リサイクルや再生等などの言葉を良く耳にされていると思います。
今回は、印刷会社である弊社の環境配慮への取り組みについてお話しいたします。

環境に配慮した印刷の秘密

弊社は、2016年9月に 「グリーンプリンティング工場認定」を取得しています。
グリーンプリンティング認定制度?と聞きなれないと思いますが、
よく耳にされる「森林認証制度(FSC認証)」と共に環境に配慮した認定制度なのです。 

グリーンプリンティング認定制度(GP認定制度)は、日本印刷産業連合会が認定機関となり、
認定基準に基づき客観的な審査によって環境配慮された印刷工場を認定する制度です。 
簡単に表現すると印刷産業界に特化した印刷の総合認定制度です。

 

※参照:日本印刷産業連合会(掲載元に許可を得た上で掲載しています)

このグリーンプリンティング認定制度(GP認定制度)は、
「印刷工場」・「資機材」・「印刷製品」の3つの制度から成り立っています。

  1. 環境配慮された印刷工場を認定する「GP工場認定制度」
  2. 印刷工場が使用する資機材を認定する「GP資機材認定制度」
  3. 認定工場が製造した印刷製品にGPマーク(環境ラベル)を表示できる「GP製品認定制度」

例えば、環境に配慮した資材を使用していても製造している工場が、
地域住民への環境影響(悪臭・騒音・振動等)を防がずまた、廃液など垂れ流しをしたり、
VOC排出のインキを使用し大気汚染等を発生させていると聞けばどう感じますか?

これは果たして「環境配慮」と言えるのでしょうか? 

製造工場も工場が使用する資機材も環境配慮されている方が良いですよね。
このように「総合的(工場・資機材・製品)に環境配慮」されている証明となるのが、
「グリーンプリンティング(GP)認定制度」なのです。

 

グリーンプリンティング(GP)認定工場への発注で得られる効果とは

グリーンプリンティング(GP)認定は、SDGsの目標の実現に寄与しています。

 

 

※参照:日本印刷産業連合会(掲載元に許可を得た上で掲載しています)

グリーンプリンティング(GP)認定工場への発注は、
製品の調達においてサプライチェーンを通じたSDGsの実現に寄与します。

環境に配慮した製品をお考えの際には弊社へお問合せ下さい。

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当社ではUVプリンターを使ってパッケージの見本を作り、
デザインの提案時に印刷物に近い品質のものを顧客に見てもらい仕事を進める事例が多いです。
 
その他に既成の製造物に直接プリントしてオリジナル商品として使う用途もあります。
例えばボールペンにロゴを入れる。スマホケースにデザインされた意匠をプリントする。
ジャケットの背中にロゴを入れる。ワインボトルに似顔絵をプリントする。美顔器にロゴを入れるなど諸々。
 
様々な可能性も含めて社員の私物やネットで購入したものにプリント出来るかテストもよく行います。
考えれば色々とアイデアが出て面白い商品づくりが出来ると思います。
 
立体物にプリントする際に必要なのが治具(じぐ)です。
これが無ければプリンターに安定して固定できないのできれいにプリントすることが出来ません。
 

その治具を設計して制作するのにも色々とアイデアや経験も必要になってきます。
当社にはCADやレーザー彫刻機もあるので治具の制作にも大変役立っています。
そういう見えないところの技術であったり設備を生かしたアイデアも当社のノウハウになっています。
 
 
化粧品・健康食品の容器やノベルティのエコバッグにキーホルダーなど、
こんなものにプリントしてみたいという方がいらっしゃればお気軽に相談してください。

  

 

今まで、こんな技術を知りながら、あまり使われていなかった技術ってありますよね。

コロナ禍の前までは、リアルで会えていたし、オンラインツールを使ったミーティングなど、

そんな事も少なかったと思います。

 

パッケージデザインの製作技術もまた、同じようなコトがありまして、
それは『3DCG』という概念。

最終的には現場・現物・現実が大事ですので、リアルな見本を製作する訳なのですが、
それまでのプロセスの中でパッケージデザインを3DCG化して提案するという概念。

今まで、どうしていたのかと言うと・・・。

実際に作っていました。笑

切ったり貼ったりして、1つ1つリアルな見本を沢山作ってきました。笑笑笑

もちろん、現物を見ると、いろいろな改善点が見えてくるので良いのですが、
作るのは手作業、複数個ともなると大変な作業になります。


それを3DCG化しようと言うお話で、コロナ禍の中での活用ポイント3つ挙げると、

  1. 展開図面⇒3DCGになることで、パッケージイメージがデータでも判りやすくなる。
  2. データ変更後、直ぐに3DCGに反映できるので、仕上がり確認スピードが上がる。
  3. コロナ禍の中でも、オンラインでリアルなパッケージイメージを共有できるという点。

 出典:日本製図器工業株式会社のパンフレットより

コロナ前までは、オンラインアプリZOOMと同じで、使うコトはほぼありませんでしたが、
在宅、オンライン環境が普通となった現在、私達の製作環境もまた時代に合わせたカタチにして行きたいと考えています。

 出典:日本製図器工業株式会社のパンフレットより

コロナ禍で、みなさんのビジネスも大変だと思いますが、
『大変』は『大きく変わるチャンス』ですので、

これらの技術を駆使しながら、

皆様と共により良い商品作りのお手伝いができれば、私達もとっても嬉しいです。

こんなパッケージを作ってみたいけれど、まずは見本が見てみたい!
パッケージ見本作成は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。


 商品パッケージを作る際にデザインをなんとなくで決めていませんか?

「パッケージを作った経験があまりなくてよく分からない」という方のために、
初歩的なデザインのコツをいくつかご紹介します。

 

一つめはZの流れで視線が動く」です。

基本的に人間は横書きの文字を読む動き(左から右へ)で対象物の情報を得ようとします。

極端に言うと左上の要素は最初に認識してもらいやすく、
右下の要素は最後に認識される可能性が高いとされています。

※縦書きレイアウトの場合はNWebFの動きと言われますがここでは省きます

もちろん絵に描いたように(字に書いたように?)Zの形通り素直に視線が動く訳ではありませんが、
大筋の流れを意識しておくことで伝えたい要素を優先させたり、
何らかの仕掛けを組み込んだりすることができます。

 

二つめは「大きい要素に目がいく」です。

商品の良いところをたくさんお客様に伝えたいあまり
細々(こまごま)とぎっしりの情報を入れ込んでしまうと、
逆に何を伝えたいか分からないor読む気の起きない残念なパッケージになってしまいます。

その場合は思い切って一番伝えたい情報を大きくしてその他を整理、優先順位をつけてみましょう。

大小のメリハリをつけることでまず大きい要素から目に入って、
順にサブ要素へと視線を移しやすくなり情報伝達にテンポが生まれます。

三つめは「補色や反対色は目立つ」です。

補色とは色相環で正反対に位置する色の組み合わせです(黄色と青紫の組み合わせなど)。

反対色は補色とそれに近い色を含んだ色相環的にもう少し広めのエリアの色です。

上記の弊社パッケージサンプルではオレンジとグリーンがそれにあたります。

補色・反対色関係にある色が組み合わさると互いに各々の色を引き立てて、
単色の時よりも際立った印象になります。

ただし悪目立ちしてしまうこともありますので、
その場合は色相環的に色調を近づけていくことで際立ちを抑えることができます。
(同系色に近づくほど調和します)

 

三つほどコツを書きましたが、一つめ二つめは瞬時にお客様に商品を理解していただくことに繋がる重要なポイント、三つめは店頭でお客様に商品を見つけていただくために重要なポイントとなります。

商品のジャンル・販売方法・購買層・価格帯等々の条件によってパッケージデザインのコツは変わりますので、
これから何らかの形で追々お伝えしていければと思います。

 

ここまでご覧いただきありがとうございます。
当社ではお客様からのご要望に応じた徹底サポートが可能です。

パッケージデザインについてお困り事がございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

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